時代に愛され、時代を愛したファッションブランド

セレクトショップ

店頭のディスプレイ

セレクトショップとは、言葉的な意味で考えてみると分かりやすいのですが、セレクト、つまり選定するショップであるということ。
世の中に存在するさまざまなブランドから発信されるファッションアイテムを、最終的に消費者として身につける僕らのために選んでくれる、という立ち位置のショップなのです。

1970年代、アメリカの現代文化のめくるめくようなオシャレぶりに魅せられていた日本の若者たちに、そのスタイルとカラーを、ブランドを通して紹介したのがビームスでした。
「ビームスに行けばナウい衣装が手に入る」ということで、このセレクトショップはその名を不動のものにしていったのです。

ビームスのお店に行くと、右にも左にも、そこかしこにも、いかにもオシャレで、今すぐ身につけて出たいようなファッションアイテムであふれているのが分かります。
トップスやインナー、ボトムス、シューズ、小物。
気に入ったものを手にとってタグを見てみると、さまざまなブランド名を見て取ることが出来るでしょう。このセレクトショップが契約しているブランドの名前が、そこにはあります。

それだけでなく、ビームス(BEAMS)の名の入ったタグが付いているアイテムも、僕らは見つけることが出来ます。このとき、僕らとビームスとの関係は、「服を買う人とセレクトショップ」ではありません。
「服を買う人とファッションブランド」です。
ビームスは若者文化を主にファッションの面から支えるセレクトショップとして出発し、そしていつしか、自社からファッションの提案をするブランドとして、その存在を確立させたのでした。